2021年一級建築士製図試験の課題予想と過去問一覧

2022年一級建築士製図の課題予想と過去問分析

一級建築士製図試験の課題発表は毎年7月末(7月22日頃)になりますが、 昨年不合格だった人にとっては、今年はどんなジャンルで出題されるのか気になるところ。
実際のところは分からないですが、過去の傾向から勝手に予想します。

令和4年（2022年）一級建築士製図の課題発表が、おこなわれました。
「事務所ビル」です。
対策についての解説は、こちらに掲載しています。

一級建築士製図 過去問 ジャンル

過去のジャンルを振り返ると、「宿泊施設」「子育て施設」「福祉施設」「事務所」「住居」「コミュニティ施設」「展示施設」などが挙げられる。

これらの分野が連続で出題されることは少なく、2～3年製図を受験する人が多いことから、今後も同じジャンルが連続で出題されない傾向は続くと思われる。

【2022年予想】一級建築士製図 課題ジャンル

「避難施設を兼ねたコミュニティーセンター（ゾーニングタイプ）」

コミュニティーセンターは、1級建築士製図試験においては定番の試験ですが、純粋にコミュニティセンターという名前で出題されたのは、 一番直近で、15年前の2005年「防災学習のできるコミュニティ施設」です。
広い意味でのコミュニティーでいえば、2014年の「温浴施設のある道の駅」です。
そろそろ、コミュニティーセンターが出題される頃だと予想します。
さらに、自然災害が多いことと、世間が防災に注目が集まっているので、そろそろ防災に関する課題が出るのではないかと予想します。
近い課題としては、「防災設備の整ったコミュニティーセンター」なんかもありそうです。

「避難施設を兼ね備えた事務所（3階建）」

事務所も1級建築士製図試験の定番ですが、11年前の「貸事務所ビル」以来　出題されていません。
そろそろ出題されると予想しています。
さらに、最近　注目を浴びている防災にからめた事務所の課題と予想します。

「コミュニティー機能を持つ図書館（3階建て）」

図書館は、1級建築士の製図試験としては定番ですが、2012年を最後に出題がありません。そろそろかもしれません。

一級建築士製図 過去問 要求図書

要求図書で注目すべきところは、梁伏図が出題されるか？　の1点に尽きると思います。

2009年～2014年の6年間連続で梁伏図が出題されていますが、その前後は一切出題されていません。

また、立面図については、2005年に出題されて以来 出題されていません。　矩計図の出題もありません。

【2022年予想】一級建築士製図 要求図書

1階平面図、2階平面図、3階平面図、断面図

直近の7年間 梁伏図の出題がなく、「3平面＋断面図」です。
梁伏図の出題はないと予想して良いと思います。
また、立面図や矩計図の出題もないと思います。

万が一、梁伏図、立面図、矩計図が出題されたとしても、 作図スキルとしてはそれほど必要なく、課題発表後に作図練習を始めても対応可能です。

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