アンピール様式

アンピール様式

19世紀前半の建築・装飾様式。フランスでナポレオン 1世の帝政期を中心にその支配下で起こった、古代ローマ帝政の意匠の再現を図った様式。皇帝の威厳を示すため豪華で重厚なデザインが求められた。また、同じ頃のイギリスでは、アンピール様式の影響を受けながら、エジプトや中国の異国情緒を取り入れたリージェンシー様式が興った。
アンピール様式の建築→フランス、パリのエトワール広場凱旋門、ドイツのブランデンブルグ門等。 室内装飾と家具は直線構成とシンメトリーの空間設計を、ナポレオンのイニシャルのN文字、スフィンクス、白鳥、月桂樹などのモチーフで飾られたフォンテーヌブロー宮殿ナポレオン１世の部屋-　謁見の間。工芸はゴブラン織りとウェッジウッド陶器。

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