石目

石目

石材における割れやすい面のこと。
石を割るときには、これを利用する。
石の表面には節理と呼ばれる亀裂が走ったり、平らな面が残ったりしているので、これらを手がかりに石目を推定して石を割ります。
しかし、花崗岩の場合、石目が2方向以上が混在する場合があり、必ずしも節理方向と石目が同じでないことが石目のむつかしさです。石目を間違えると、想定していた石材がとれないこともあるので、表面を十分に観察して見極める必要があります。
石目に沿って割れた面は、とてもきれいで石工事に適した石材となりますが、石目に直交する面に割れた石材は、扱いずらく、施工も難しいです。

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