二級建築士試験での法規の必勝法
建築法規の分野は、満点が取れる分野です。 というより、満点近く取るべき分野です。 もし、この分野で20点を割るようなことがあれば、 よほどの勉強不足か、要領が悪いかです。
建築法規の試験は、法令集を持ち込んで、試験中調べてOKです。 しかも、必ず法令集に答えは載っています。 しかし、それを見つけ出すことが 時間がかかるのです。 限られた時間の中でその答えを見つけることが 出来るように、インデックスの貼り方を工夫したり、赤線、青線を引いたりして 法令集をパワーアップするわけです。 その法令集のドレスアップ方法は、本屋に売っているマニュアル本を参考にして下さい。 とても数多くの本が売られています。 これはかなり時間のかかる作業ですが、手を抜かずにやっておくべきです。 もし、どうしても時間の節約をしたいのであれば、ヤフーオークションなんかで既に線引き済でインデックス付の法令集を自作して売っている人がいるので、少々高いですが、お世話になるといいでしょう。
そのドレスアップした法令集で、過去問題集を解くと、すぐにでもコツが掴めます。 しかも、建築法規の分野は、暗記することがないので、勉強した後、実力が落ちることが ありません。
その為、建築法規の分野は、最初に一気に終わらせてしまうのが 要領がいい人の勉強法です。
ただし、1級建築士の場合は、注意が必要です。2級建築士以上に試験時間が短く感じられるでしょう。 2級建築士では試験場で法令集を開ける時間は十分あると思いますが、1級建築士試験では、法令集を引かずとも、半分くらいは答えが分かるぐらいでないと太刀打ちできません。 過去問はある程度法令集がなくても分かるようにしておくと完璧です。