一級建築士製図の設備 要点記述まとめ 携帯・スマホ

スマホで覚える要点記述集(設備編)

一級建築士設計製図試験で、既受験生が初受験生と差をつけるべきなのは、要点記述のボキャブラリ。
課題発表前に最低限覚えるべき設備の要点記述をまとめました。

要点記述を記憶する勉強は、携帯・スマホで、電車に乗っているときや、会社の休憩時間等、ちょっとしたスキマ時間に繰り返し行うことで記憶に定着されます。、



受変電設備の設置位置で考慮したこと(屋上設置)

(1)屋外型のキュービクルを屋上に設置し、省スペースに配慮した。


(2)維持メンテナンスを考慮し、屋上に至る管理用階段を計画した。


(3)キュービクルは、屋外設置であることから、耐候性、耐久性、耐食性、防水性の高い外箱仕様を選定した。

受変電設備の設置位置で考慮したこと(屋内設置)

(1)電気室は、管理ゾーン内に計画することで、日常の維持メンテナンスに配慮した。


(2)電気室には、サービス駐車場側に両開きの扉を設け、機器の更新のしやすさを考慮した。


(3)外部から引込んだ高圧幹線ルートが極力短くなるように、1階の東道路側に計画した。

ポンプ直送方式を採用した理由を述べよ

(1)給水は、同時利用が想定されるため、ピーク時間帯においても、安定した給水圧力で供給できるよう、いったん受水槽に貯めるポンプ直送方式を採用した。


(2)受水槽に水を貯めることで、災害等による断水が発生しても水を一定期間 利用することができるように配慮した。

受水槽の維持管理・更新について考慮したこと

(1)受水槽は、管理ゾーン内に配置し、維持管理のしやすさに配慮した。


(2)受水槽廻りには、6面点検ができる十分なスペースを確保することで、日常の点検や清掃をしやすくした。


(3)受水槽室には、サービス駐車場側に両開きの扉を設け、機器の更新のしやすさを考慮した。




水道直結増圧方式で考慮したこと

(1)建物の用途及び規模から給水の同時使用量


が比較的少ないことから、水質汚染の恐れが少なく、安定した給水圧力が確保できる水道直結増圧方式を採用した。

(2)増圧ポンプは、階段下に設置することで、スペースの有効利用を図った。

設備シャフトについて考慮したこと

(1)EPSは、各階同一位置に計画し、合理的な幹線ルートとなるようにし、廊下に面して計画することで、点検のしやすさに配慮した。


(2)DSは、地下1階の設備スペース内にある空調機械室の直上に計画し、圧力損失が抑制できる計画とした。


(3)PSは、水廻りに近接させ、横引き配管を短くすることで、適正な排水勾配が確保できる合理的な配管ルートとなるように配慮した。

排煙計画について考慮したこと

(1)全ての居室、及び共用部は、自然排煙ができるように開口部を設ける計画とした。


(2)トップライトは、手動開放装置により開放でき、排煙に有効な開口部となるように計画した。

浴室の換気設備について考慮したこと

(1)浴室には第三種換気方式を採用し、外壁側に換気扇を設置することで浴槽等から発生する湿気を強制的に排気する計画とした。


(2)脱衣室側から給気をとり、浴室側を常に負圧とすることで、湿気が脱衣室に流入しないように配慮し、脱衣室の室内環境が損なわれないよう考慮した。


(3)換気量は、発生する絶対湿度を元に求めた値とし、十分な換気量となるように考慮した。

排水計画について考慮したこと

(1)排水用のPSは、水廻り下部に近接して計画し、横引き配管を短くするとともに、十分な排水勾配を確保することで、適切な排水計画となるように配慮した。


(2)1階部分と2階部分の排水系統を分けて計画し、1階での逆流防止を図った。


(3)排水トラップの封水保護のため、各階に通気管を設け、屋上にハト小屋を設けることで伸頂通気管の計画とした。

空調用エネルギーを削減するために考慮したこと(個別分散)

(1)空調方式は、個別に制御しやすく、省エネルギー性に優れた 空冷ヒートポンプマルチ型エアコンを採用した。


(2)換気方式は、全熱交換器を採用し、熱負荷の低減を図った。


(3)照明器具は、LED照明を採用し、発熱を少なくすることで、夏季の冷房負荷低減を図った。

浴室のろ過設備について工夫したこと

(1)ろ過機械室は、浴室に近接して計画することで、配管ルートを短縮し、熱損失の低減を図った。


(2)ろ過機械の周囲には、ゆとりあるスペースを確保することで、維持管理のしやすさに配慮した。


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