アカンサス

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アカンサス

アカンサス(Acanthus)は広義にはキツネノマゴ科アカンサス属 (Acanthus) の植物を総称していうが、普通は特に観賞用に栽培されるA. mollisを指す。
アザミに似た形の葉は古代ギリシア以来、建築物や内装などの装飾のモチーフとされる。
ギリシアの国花。大型の常緑多年草で、地中海沿岸(北西アフリカ、ポルトガルからクロアチア)の原産。
葉には深い切れ込みがあり、光沢があり、根元から叢生して長さ1m、幅20cmほどになる。晩春から初夏に高さ2mほどの花茎を出し、緑またはやや紫がかったとがった苞葉とともに花をつける。花弁は筒状で、色は白、赤などがある。
乾燥にも日陰にもまた、寒気にも強い。 アカンサス属は約30種からなり地中海沿岸を中心に分布する。A. mollis のほかA. spinosa なども栽培される。

   

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