アルベード

アルベード

アルベード

アルベード(またはアルベド)とは反射係数で、天体表面の太陽光線などの反射率をあらわす。 日本の最近の気候は大都市だけでなく地方都市においても、いわゆるヒートアイランド現象(島状の部分的温暖化現象)が顕著になってきている。
特に今年の夏は今までにない高気温を記録し、昼間のみならず夜間でも高温の熱帯夜が続いた。熱帯夜という言葉も一般化している。 東京、大阪のような大都市はヒートアイランドと言うよりは、近辺都市と不規則に広がったスプロール現象により、ヒートアイランドともいうべき異常な状態になってきている。これは夏冬、昼夜問わず恒常化している。 この都市空間の熱収支は次式によって表される。

S+W=R+H+E+G  (単位W/m2)

ここにS:日射受熱量,W:人工発熱量,R:輻射熱交換量,H:乱流熱交換量 E:蒸発、凝縮による潜熱交換,G:地中への熱伝導量 式の左辺、地表に入る熱量S+Wは、右辺の地表から出る熱量の両者がバランスして地表または都市空間の温度が決まる。

   

スポンサード リンク