TOP > 建築士合格の秘訣 > 一級建築士 計画の勉強方法 > 建築作品予想問題 > 工学院大学弓道場・ボクシング場
建築作品予想問題
TOP > 建築士合格の秘訣 > 一級建築士 計画の勉強方法 > 建築作品予想問題 > 工学院大学弓道場・ボクシング場
設計者 | 福島加津也 冨永祥子 |
所在地 | 東京都八王子市 |
施設概要 | 工学院大学(八王子キャンパス)の弓道場・ボクシング場 |
受賞履歴 |
日本建築学会賞(2015年) IOC/IAKS Award2015 銅賞(2015年) |
重要キーワード | 木造、国産無垢材を使った木造無柱空間、ローコスト |
工学院大学建築学部建築デザイン学科の冨永祥子准教授が設計した「工学院大学弓道場・ボクシング場」が、
「IOC/IAKS Award 2015」で銅賞を受賞した。
「IOC/IAKS Award」はIOC(国際オリンピック委員会)とIAKS(国際スポーツレジャー施設協会)が主催するこの賞は、
世界の優れたスポーツ・レジャー施設などを毎年表彰している。
また、日本でも、2015年日本建築学会賞(作品賞)に受賞している 一級建築士を目指す方には必見の建築物です。
主な特徴は「素材」と「構成」にあり、「素材」は普段市場に出回らない国産の食害材や小径材を積極的に活用したり、
加工の一部を地元業者に依頼することでコストを抑えています。
これら限られた品種の「素材」を生かすため、両施設で日本建築の伝統に現代の合理性を合わせた「構成」を採用。
弓道場は、主に小径材を用いた格子構造、ボクシング場は主に食害材を利用した持ち送り構造で、
共に日本建築の持つ水平垂直の美を踏襲しつつ、技術的にはどちらも荷重を分散させながら、ビスやネジによるシンプルな接合部を実現しています。
「国産無垢材を使った木造無柱空間をローコストでつくる」ということを実現しました。