建築作品予想問題(隈研吾の駅舎)

高尾山口駅

設計者 隈 研吾
所在地 東京都八王子市
施設概要 「高尾山」の登山口にある高尾山口駅の駅舎
受賞履歴 グッドデザイン賞受賞(2016年)
重要キーワード 内外装の主な仕上げに 杉を使用



駅名から、どこの駅か想像しにくいが、「高尾山」の登山口であることから、「高尾山口」と名づけられた。

2020年の東京オリンピックの新国立競技場の設計した建築家として、大きく話題となった隈研吾の設計です。

2015年に駅舎の改築を行い、トイレの規模を拡大したほか、駅前広場を従来の約2倍となる約2100㎡に拡張しています。

駅舎は、髙尾山薬王院をイメージしたダイナミックな屋根が特徴的です。
東京都指 定天然記念物である「高尾山のスギ並木」が有名であるため、内外装の主な仕上げに 杉を使用し、 「大和張り(やまとばり)」「羽目板張り(はめいたばり)」「小端立て張り(こ ばだてばり)」「千本格子(せんぼんごうし)」という 多様な表情を持った木組みによっ て、高尾山の多様な魅力を表現しています。
また、行灯風の照明がホームを優しく照 らし、案内板に天狗を入れるなど、高尾山口駅ならではの演出をしています。

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