TOP > 建築士合格の秘訣 > 一級建築士 計画の勉強方法 > 建築作品予想問題 > 竹林寺納骨堂
建築作品予想問題(納骨堂)
TOP > 建築士合格の秘訣 > 一級建築士 計画の勉強方法 > 建築作品予想問題 > 竹林寺納骨堂
設計者 | 堀部安嗣 |
所在地 | 高知県高知市 |
施設概要 | 竹林寺の境内に建てられた納骨堂 |
受賞履歴 |
日本建築学会賞(2016年) |
重要キーワード | RC造+木造の屋根 |
高知・五台山の頂上付近に広がる竹林寺の境内に建てられた納骨堂である。
納骨室は墓地の法律により耐火性能が求められRC造とし、それらを覆うように木造の屋根を架けている。
木造の屋根架構にかかる荷重は全てRC部まで伝達される構造にしている。
木造部はすべて県産材の杉105mm角を用い、1995mm グリットで構成している。
角材を敷き並べたり積層させたりして密度の高い空間をつくっ ている。
確かな質の素材を整然と秩序立てて繰り返し用いることにより、祈りの場に求められる永続性、純粋さ、直截さ、静けさを表現しようと試みている。
通路は敷地の高低差に添ってポーチからFLが600mm下がる緩やかなスロープと なっていて,その中央に納骨室への入り口がある。
通路両側の壁面は敷地で掘っ て出された土を使用した土塗り壁仕上げとし、
床は大谷石を使用し、納骨室に至る経路では地面に潜って土に還るような感覚をイメージした。