建築作品予想問題

ポンピドウ芸術文化センター

設計者 レンゾ・ピアノ、リチャード・ロジャース
所在地 フランス(パリ)
施設概要 パリにある国立近代美術館をはじめとした総合文化施設
重要キーワード 構造や設備ダクト、エスカレーター等を外部に出すことにより、館内は展示ホールとして広々とした空間を確保





ポンピドウ芸術文化センター「正式名称:ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター」は、 フランスのパリにある総合文化施設である。
フランスの観光名所としても、おすすめしたい建築物です。

図書館、美術館、産業創造センター、映画館、多目的ホール、会議室など、いろいろな機能が集約した施設になっている。

特に、中に入っている国立近代美術館は、ピカソの作品を含む10万点以上の作品を所蔵し、近現代美術のコレクションとしては欧州最大、世界的にもニューヨーク近代美術館に次いで第二の規模である。

1969年に、近代芸術の愛好家でもあったジョルジュ・ポンピドゥー大統領が、首都パリの中心部に造形芸術のほか、 デザイン、音楽、映画関連の施設および図書館を含む近現代芸術拠点を設ける構想を発表したことでつくられることになった。

ポンピドウ芸術文化センターの最大の特徴は、 構造や設備ダクト、エスカレーター等を外部に出すことにより、館内は展示ホールとして広々とした空間を確保していることです。

当初は、デザインが斬新すぎて歴史ある建物が立ち並ぶパリの美観を損ねるなどの批判があったが、 レンゾ・ピアノはこう語っています。
「いかめしい文化施設のイメージを破壊したかった。
これは芸術と人間のこの上なく自由な関係の夢であり、同時にまた、街の息吹が感じられる場である」




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