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建築作品予想問題(ルイス・カーン)
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設計者 | ルイス・カーン |
所在地 | アメリカ(ペンシルベニア州 フィラデルフィア) |
施設概要 | ペンシルベニア大学にある研究施設 |
受賞履歴 |
日本建築学会賞(2019年) BCS賞(2018年) グッドデザイン賞受賞(2017年) 日本構造デザイン賞(2017年) |
重要キーワード | サーブド・スペースとサーバント・スペース、4本の垂直シャフト |
ペンシルベニア大学にある研究施設です。
中央棟とそれに連結する3棟の研究室棟、及び竣工数年後に増築された2棟の研究室棟から構成されています。
各棟にはレンガ張りの設備コアが設けられており、室内の天井は配管やダクトの改修を考慮したものとなっています。
ルイス・カーンといえば、過去の一級建築士の建築作品で「キンベル美術館」「フィッシャー邸」が出題されており、
1級建築士を受験するのであれば、必ず覚えておかないといけない建築家の一人です。
今回紹介する「ペンシルベニア大学にある研究施設」は、ルイス・カーンの初期の頃の建築作品となりますが、
彼の名を国際的なものとした作品と言われており、押さえておくべき作品とも言えます。
ペンシルベニア大学にある研究施設は、意匠に特徴があります。
「レンガで覆われた4本の垂直シャフト」と、「前方に突き出した窓枠」が特徴的です。
この垂直シャフトに、階段室や排気、給気ダクトなどが納められています。
ルイス・カーンが唱えた「サーブド・スペース(サポートされる機能空間)」と「サーバント・スペース(サポートする機能空間)」が試された建築となっています