1級建築士 製図のプランニングの基本 アプローチ計画
アプローチは、接道条件と、内部プラン(利用者と管理者のゾーニング)との整合性などを考慮し設定する。 特に、利用者アプローチと管理者アプローチは、明快に区分することに留意する。
2面道路の場合、まずどちらの道路がメイン道路なのかを見極める。メイン道路であることを見極めるポイントは、歩道付であること、大きな幅の道路であること、駅に向かう道路などです。
どちらがメイン道路か見極めがついたら、そちらからのアプローチをメインアプローチ、つまり利用者アプローチとします。
さらに、メインアプローチ(主出入口)は、建物の中央部に設けることにより、分かりやすく利用しやすい建物とするのが望ましい。
道路に挟まれた敷地の場合も、歩道の有無、幅員などから判断して、メイン道路からメインアプローチ、反対側のサブ道路からサブアプローチを計画する。